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自分への癒し [癒しのエッセイ]

こんにちは

オカリナぽーるです。


オカリナを何のために吹くの
って
そんなことを聞かれたことがあります。




たしかに、老人ホームとか何かのイベントで吹いたら
いろんな人が癒されるし、喜ばれます。


しかし、
最近になって気づいたのですが、


なにより
自分への癒しのために吹いてきたんじゃないかって。



社会福祉士として
福祉や介護の仕事をしていると、
自分のことなんか横において、人びとに尽くそうと頑張ります。


しかし、
本当に最近気づいたのですが、

自分を犠牲にして
自分を大切にしない日が続いていると、
人への接し方も、いつしか、冷たくなる。


オカリナも同じです。
自分をまず癒しながら
楽しく
心地良く吹いていないと、

人を癒せる音楽は奏でられない。


まずは、自分をいたわってあげましょう、
そう気づきました。


これまで
オカリナはなぜ吹いていたか?

どんな時に吹いていたか?


ふり返ってみると
ハッと気づいたんです。



思えば

オカリナを吹いていたときって
誰かに聞いてもらおうと思って吹いていたんじゃないんですね。


たいがい、
気分がいい時、
好きな曲を一人でいっぱい吹いて

気分が落ち込んでいた時、
河原の堤防で
一人で吹いて

泣きたい時に
一人で吹いて
泣きたいだけ泣いていました。


聴く人は
自分一人。


オカリナはいつも自分自身を癒し、

自分自身を充電してくれました。



自分を癒すってことは
どれだけ大切なことか。


次回は
その気付きについて
お話したいと思います。

オカリナの選び方 [オカリナ豆知識]

オカリナをあちこちで吹いていて

よく聞かれる質問があります。



まずよく聞かれるのは

「オカリナはどこに売っていますか?」

という質問です。


オカリナは

おもちゃ屋さんにも

楽器屋さんにも

たいがい置いています。
  
最近は百円均一でも売られています。



ただ、おもちゃ屋さんや百円均一のオカリナは、プラスチックの場合が多く、

音も満足できる音ではないので、



私は陶器の本物のオカリナを、

楽器屋さんで買います。



楽器屋さんに行くときは

私は必ず、実際に吹かせてもらいます。


中には、試奏させてくれない楽器屋さんもありますが、

そういう所では買うのはあきらめることにしています。



オカリナは焼き物なので、個体差が大きく、

自分の好みの音が出るかどうかがとても重要です。

何軒か楽器屋さんをまわってみると、

案外、吹かせてくれるものです。



私なんか、一つの楽器屋さんで数時間ねばったことがあります。

いろいろ試し吹きしているうちに、ほかのフロアの店員さんやら、

お客さんやらが集まってきて、名物になり、

ミニコンサートのようになってしまいました(笑)。
  


もちろん、インターネットの通販やオークションでもありますが、


気をつけたいのは、

通販の場合、手に取って選べないということです。



いくら、名の通ったブランドでも、

オカリナは焼き物なので、出来上りの差は避けられず、

好みの音と違う場合もあれば、音のかすれる場合、

一定の音域の音の出ない場合もあります。

そこのところが心配なのです。



だから私の場合、

実際に手に取って、

吹いてみて

納得しないとダメなんです。


楽器は演奏法をマスターするまでに3年はかかるとよく言われますが、


オカリナの場合、

自分のセンスに合った音の楽器に出会えるかにかかっています。


出会えれば

3年なんか言わずに

その瞬間からいい音が出ると思っています。

世界にたった一つしかないオカリナ [オカリナの話]

オカリナは

土で作った笛です。

いわゆる、陶器の笛、焼き物の笛です。

(焼き芋の形をしていますが

焼き芋の笛じゃなくて、焼き物の笛です(笑))





オカリナは手作りの焼き物であり、

オカリナに適した粘土から

丁寧に手作りをして、

窯で焼くのです。

出来上ってきたオカリナは、

個性溢れています。


ひとつひとつ

音色も、響きも様々です。

低い音の得意な子もいれば

高い音の得意な子もいる。

ハスキーな子もいれば、

ヒバリのようにさえずる子もいる。


きれいにドレミの音階が出る子もいれば

すこし音程に癖のある子もいます。



人間と同じく、

そのオカリナは二つとありません。




そんなオカリナの魅力に魅かれて

本当に何年もたちました。


私の場合、

アンサンブル用に正確に調律されたオカリナよりも

少し音程が不正確で癖があっても、

私の手になじむオカリナが好きです。



人もオカリナも

世界でたった一人。

良い点もあれば、欠点もいっぱいある。

欠点がいっぱいあるから

親しみやすい。

そう思います。




私たち人間も

欠点がいっぱいあるから

安心できるんですよね。



欠点のない、聖人のような人の前では

私なんか緊張してしまって、声も出ないです。




そんな人間臭いオカリナ、

楽器店で買う時も、

友達を見つけるような気持で

何本も出してもらっては何時間もかけて吹いて、

気が合いそうなオカリナを見つて友達になります。



ある店では

数時間ねばったこともありました。

店員さんも親切で、本当に気が長くて感心でした。


吹かせてくれない楽器店は私としてはNGですね。



こうして

これだと思って

見つけ出して出会ったオカリナは

世界でたった一つのオカリナになって


これからずっと一緒に生きていくことになるのです。

バンコクで「サワデ・カップ!!」 [オカリナの話]

前回は
アレキサンドリアでのオカリナのエピソードをしました。

言葉の全く通じない私と、
スラム街の人々の
心をつなげてくれたのは
一本のオカリナでした。


今日は
場所が変わって
東南アジアのタイに行った時のお話をしたいと思います。


いつもポケットに忍ばせているオカリナが
大活躍した話です。


20代のころ、友人だった留学生のおうちに遊びに行こうと思って
タイに行きました。

そこでは
日本では考えられないような
オープンな雰囲気に驚いたのです。

あのとき、
友人である留学生の車で
首都のバンコクから
口外にあるリゾート海水浴場の「パタヤビーチ」に移動していたのですが、

道中で結婚式が開かれているのを発見したのです。

それで
運転していた留学生の友人が
「いこう」と言い出しました。

「おいおい、全く知らん人の結婚式だぞ」
とためらう私に、


彼は
「いいんだ、いいんだ、
サワデカップ(こんにちは)と一言いうだけでオーケーだ!」
と、言います。


そういうわけで、
見ず知らずの人の結婚式に飛び入りで参加しました



日本から祝福に駆け付けてくれたと紹介されたようで、

何かやってくれと言われ、
ポケットからオカリナを出して

(なぜか、いつもオカリナだけは持っているのです)

「もしもしカメよ」と「浦島太郎」を吹きました。

これが非常にウケて

日本のポップスは乗りがいいな

(ポップス?)

ということで、もっとポップスを吹いてくれ
と言われ、

ノリのいいポップスを吹いたら
最新のポップか?

と言われ、

あげくのはてに
ステージにあげられてしまい、

生バンドの伴奏で
日本の歌謡曲を吹きました。

(なぜか当時 
ちょっと昔の日本の歌謡曲がはやっていて、
タイ語の歌がお店でも流れていました)


見ず知らずの外国人が
飛び入りでステージで歌い
ご馳走をバクバク食べるなんて
日本では考えられないですが、
驚きました。


まったく
彼(結婚式場に突然いっしょに乗り込んだ友達)には
何の準備もなく急な展開をさせられることがしばしばあるから
困ったものです。



あくる日、
「仏教は心が優しくて面白いぞ」
と彼が案内するままに、

バンコクの「ワットアルン」という寺院に行きました。

そこには川が流れており
川のほとりで男の子が

カメやら金魚のような魚やらを
袋に入れて売っていて
それを観光客が買って、
川に逃がしていました。


話によると

生き物を逃がしてあげるということは
仏様に喜ばれる功徳だそうで、
みんな喜んで、男の子から魚や亀を買って逃がしていました。

私なんか、
いいことしたさに
10袋買って、川に逃がしてあげました。

その直後、
その男の子は
逃がした所からすぐ下流に行って
ちゃっかり
その魚や亀を網で捕まえて
また売っていました。



タイでは
挨拶する時、
合掌するのです。

彼の友達夫婦が、1歳の娘さんを抱っこしていましたが、
私がにっこりと笑って顔を見ると
その子が両手を合掌して挨拶してくれました。
きっとお父さんお母さんのしぐさを見て覚えてるんでしょうね。

可愛くて可愛くて、たまらなかったです。



彼の説明では、

「相手の人も仏様だから、
合掌するんだ」

ということでしたが

まさに
「万人悉く仏性あり」という
お釈迦様の教えが、
生活の中にしみ込んでいる美しい国だなあと思いました。


オカリナの話しのつもりが

話がそれましたが、

私はこういうことがしばしばあるので、
ご容赦ください。

また明日も記事を書きます。

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アレキサンドリアでの思い出 [オカリナの話]

オカリナが友情を結んでくれたエピソードのなかでも
忘れられない思い出があります。

それは、私が学生のころ、
船でアレキサンドリアに入港したときの話です。


上陸後、私は現地のシスターに案内してもらって、
あるスラム街のお宅を訪ねました。
ここで見たこと、体験したことが
いまだに忘れられません。


訪れたところは
トタン板やうすいブリキの板で作ったような
粗末な住居に何人もの人が住んでいました。


訪問したのは、
4畳ほどの小さな部屋でした。

そこには子どもたちを含む8人ほどが暮らしており、
雑然としたところでした。

狭い空間に大勢の家族、そしてイヌとネコとニワトリが
仲良く明るく暮らしていました。


日本では考えられない生活空間です。



言葉も通じなかったのですが、
子どもたちが部屋の上を指差しまた。

指差した場所
そこは
雑然とした部屋なのに
そこだけ美しく飾られ、
そこにはイエス・キリストの額が掛けられていました。


みんなは手を合わせました。
私も一緒に手を合せました。

とにかく言葉が通じないのでどうしたらいいか分からず、
私はポケットからオカリナを取り出して、
日本のうたといえば…と思い「ふるさと」を吹きました。


そうしたら、子どもたちは歌を歌ってくれました。
言葉も全くわからない歌でしたが、
みんな目がきらきら輝き、
はつらつと歌っていました。


あとから、案内してくれたシスターから聞きましたが、
歌の内容は
「イエス様がいるから何も怖くない、
イエス様がいるからどんな時でも勇気が持てる」
という内容でした。

私もお返しに、
オカリナで
フォークソングのゴスペルを何曲か吹き、
音楽で交流しました。



音楽はいいですね。
言葉などいりません。


音楽と笑顔と手拍子で、
お互いにうれしい気持ちになれました。

みんなで写真を撮ろうと思ってカメラを出したら、
みんな珍しそうに見ていました。

ここにはカメラはなく、
見たこともなかったそうです。

帰ったら写真を送るからと約束しました。

この体験を通じ、
私は見たこともないものを見た気になりました。


こんなに貧しくて、
「つらそうだ」と私が感じる住居街で、
みんなは「つらそう」に見えない。

光っている何かがありました。

私にもないし、日本ではなかなか出合えなかった何かが。



心が明るく豊かなのです。
みんな、生きていることに誇りを持っています。
ほんとうに
「生きるってことは、愛だよ。」というのは
まさにあの光景でした。

私は、もし家庭を持つならばこんな家庭を持ちたい、
持ち物がたとえ貧しくても
こんな心に富んだ家庭を持ちたいと強く思いました。





あれから何年たったでしょうか。
あの時見たものを、今も忘れられません。



オカリナが運んでくれたいろいろな友情、
いろいろな交流は
数知れません。


でもこれは
オカリナだけのことではないと思います。

私は、オカリナが好きだったから、オカリナが大活躍してくれました。

ギターが好きな人、
歌が好きな人
音楽でなくてもいい。
野球が好きな人
料理が好きな人、

なんでも
好きなことを好きなようにやる中で
国境も言葉も超えた何かが通じるはずです。


きっと
世界中の人が
心通じて
仲良く、楽しくなれる。


私は
今になっても
信じ続けています。


次回は
もう一つ、
外国でのエピソードをお話します。

「いいんだよ」そんな雰囲気が伝わるオカリナの音 [オカリナの話]

小学校4年生の時に父に買ってもらったオカリナ。


ほんとうに
運命の出会いでした。


その時以来、
オカリナはいつも友達でした。

心が疲れた時にも嬉しい時にも、
気ままにオカリナを吹いてきました。

オカリナと付き合って約40年になりますが、
オカリナには不思議な力があると思っています。



言葉がうまく話せなくても、
人と人が仲良くなれる何かがあるような気がします。


オカリナを吹いていると、
オカリナに「いいんだよ」と
言ってもらっているような気持ちになれます。

中高生の頃、ボランティア活動で、
敬老の日やクリスマス前後に、
みんなで歌を歌いに老人ホームをよく訪問していました。

そんなときに
ポケットからオカリナを出して
懐メロとか
童謡を吹いたのですが

オカリナを吹き始めると

老人ホームのお年寄りの皆さんが
とっても喜んでくださいました。

「忘れていた歌を思い出した」

涙を流す方もいました。




私は
歳に合わず、古い歌をよく知っていました。


一緒に行ったボランティアのリーダーが
「なんでこんな歌知ってるの?」
と驚いていましたが、


それには秘密が。


私は、いつも父の横で寝ていましたが、
父が
ラジオ番組の、懐かしのメロディーを録音していて
それをいつもかけながら寝るのです。

その歌を聴きながら
父はいろんな話をしてくれました。

その歌が歌われていた時代のこと、

歴史のこと、

日本の伝説や民族伝承のこと



おかげで

小中学生ながら
古い歌を知っていたし、
歴史や
伝統文化についても
いろんな雑学をおぼえていました。

こういうわけで
ボランティアで老人ホームに行った時なんかは

オカリナで昔の歌を吹いて
楽しいひと時を過ごせました。


このことは
実は今も続いていて、


福祉の専門家として働いている今でも
オカリナを吹いては
お年寄りとなごんでいることがよくあります。


認知症の方のおられるグループホームで
オカリナを吹いた時なんかは
わたしがイントロを吹くと
自然に誰かが歌い出して
いつの間にか合唱になっています。

歌詞カードもないのに、
みんな、自然に歌われるんですよ。

きっと
歌や歌詞は
忘れないで大切にこころに持っておられて
ちょっとした歌い出しのきっかけを
オカリナで吹いたら
思い出してみんなで合唱になるんだろうなって思います。

次回は
海外で起こったオカリナの出来事をお話します。

私とオカリナの出会い [オカリナの話]

● オカリナとはじめて出会った時の感動

小学校4年生の時に
はじめて習ったリコーダー。

楽譜がわからなくって
ハーモニカも歌も苦手で

遊んでしまって
カスタネットもトライアングルも
太鼓もシンバルも
ろくにできなかった私が

リコーダーなら面白く吹けたのです。

もう、
リコーダーを手にした時から

学校の休み時間も吹いていたし、
家に帰ってからも
テレビのヒーロー番組の主題歌を吹き、


リコーダーが面白くてたまらなかったあのころ、


あまりにもリコーダーを吹くので
父が見るに見かねて


ある日
本物の木のリコーダーを買いに
楽器店に連れて行ってくれました。


そこで巡り会ったのが

陶器でできた
可愛い鳥のような笛でした。

「これはかわいい、
吹いてみた~い」

と店員さんに言ったら、

「坊ちゃん、
センスいいですね」


にっこり笑って吹かせてくれました。

今までに出会ったことのない、
なにか、鳩のような、それでいてヒバリのような音色
「なつかしい」
そう思いました。

なぜ「なつかしい」と感じたのは謎です。

おそらく
何かの「デジャブ」だったのかもしれません。

● 吹き方はリコーダーに似ている


吹き方は簡単、
運指は少し違いますが
リコーダーを吹けたらすぐにマスターできます。

「お父ちゃん、木のリコーダーよりも
この小鳥のような笛がほしい」
とねだり、

陶器でできた本物のオカリナを買ってもらいました。


陶器のオカリナと出会って以来、
学校帰りに公園で吹いていましたが

それだけでは満足できなくなり
学校帰りの道で歩きながら吹き、

「あぶないからやめなさい」と
大人の人に注意されました。

それで
学校帰りの公園や川っぺりの堤防でも吹き
楽しい日々を過ごしていました。




こうして
オカリーナちゃんは
いつも私のポケットの中に
友だち として住みつき

何かあるごとに登場しては
おもしろい歌や楽しい歌や、
センチメンタルな歌を聴かせてくれました。

もう

そうですね

オカリナとのお付き合いは
40年以上になりますね。


次回は
オカリナの巻き起こしてくれた
いろいろなエピソードについてご紹介します。

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はじめまして [自己紹介]

● 自己紹介

はじめまして。


オカリナぽーるです。


まずは自己紹介をいたします。



私は

現在、ホームヘルパー(社会福祉士)をしています。

高齢の方や

障がいのある子どもや家族の方の

暮らしの援助や権利を守る仕事をしているのですが、

趣味でオカリナを続けています。






私は

小学校のころからオカリナが大好きで

もう40年以上オカリナを吹きつづけています。



オカリナの音色は

本当に不思議です。




子どものころから、

なにか

心にいろいろな気付きや

癒しや

勇気をくれました。




いまでも

休みのときも

仕事の時も

オカリナを持ち歩いています。


● オカリナって何?


オカリナって何でしょうか?

オカリナは
土をこねて焼いた、陶器の笛です。


発祥はイタリアで、「オカリナ」の意味は

「ガチョウちゃん」とか「かわいいガチョウ」
というイタリア語です。

「オカ」がガチョウの意味で、

それに「~ナ」がつくと
愛称になり
「ガチョウちゃん」とか「可愛いガチョウ」になります。

なるほど、
ガチョウと形がよく似ています。



● リコーダーに夢中になった子供のころ

私とオカリナとの出会いの前に
リコーダーとの出会いについてお話しなければなりません。

それは
小学校4年生のときでした。


これまで私は
楽譜なんかわからなくて、
音楽の時間なんかとても嫌いだったのですが、
4年生の時にリコーダーの授業がありまして、
それが面白かったのです。


それまでは
音楽というと
楽譜がちんぷんかんぷんなので
わからないし、

ハーモニカはうまく吹けないし、
カスタネットは、遊んでしまって、注意ばかりされるし、
音楽っていやだなって思っていました。

しかし
どうしてでしょう?
リコーダーを初めて手にして
ドレミの吹き方だけマスターしたとたん、

楽譜を読めなくても、
曲を聴いて覚えたら吹けました。


「これは面白い!」


それで、

音楽の授業で習った「ドナドナ」や「星の世界」など
家に帰って、復習  いや  面白半分で吹いていましたが、

ある日、

人気ヒーローのスナックを食べてから吹いていて、
ふと思い立ったのが
テレビのヒーロー番組の主題歌を吹いてみようと思ったのです。

それからというもの、

いろいろなテレビやアニメ主題歌などを吹きまくりました。


「もう、いい加減にしなさい!
近所からうるさがられるでしょ!」

と母に注意されたら、

学校帰りの公園や川っぺりの堤防で吹き
楽しい日々を過ごしたのが懐かしく思い出されます。


リコーダーが面白くてたまらなかった
小学4年生。

それがある日、
ひょんなことから
オカリナに出会ってしまいます。

次回はそんな私のオカリナとの出会いについてお話します。

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