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新型コロナウイルスの不安と暮らしの悩み、生活ができない心配~一人で悩まないで [新型コロナウイルス暮らしの悩み]

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新型コロナウイルスの不安が広がる社会では、病気自体の悩みや感染の不安のほかに、緊急事態宣言の継続等で長引く休業や休校、サービスの休止などが起こり、生活資金の問題、介護の問題、子育ての問題など、あらゆる暮らしの困りごとや生活の不安が出てきています。私の周囲ではオカリナ演奏家や音楽家の方々が多く、生計の柱が絶たれて困っている人も少なくありません。この記事からの連載で、暮らしの悩みや生活の不安への悩みなどを相談する相談先や、上手に相談するコツなどについて書きます。
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一人で悩まず相談上手になろう



困ったとき、悩みのあるとき、私たちはともすると、
どうしよう、ああしよう、こうしようと一人で悩み、
一人で思い込み、一人で狭い視野で決めてしまって、
詐欺や詐欺に近いアドバイスを信じてしまうなどの失敗に陥りがちです。
ここでまずお伝えしたいことは、
一人で悩まないこと、
そして、しかるべき信頼できる相談機関に相談することです。
(友達や親せきに相談するのもいいですが、責任のある相談機関に相談することが最も確実です。)

私は社会福祉士の一人として、相談援助をしてきましたが、
これからの連載記事では、
相談をする人の視点に立って
何もわからない状態からどのようにして相談したらいいか、
そして、限られた時間で効率よく助言を聞き出すには
どんなコツがあるかについて、書いていきたいと思います。
どうかあなたのお役に立てますように。

コロナウイルスに伴う生活の不安を乗り切る3つのコツ



まずは、コロナウイルスに伴う生活の不安を乗り切る3つのコツについてお話します。

まずは
1 一人で悩まない。
2 悩むくらいなら、信頼できる相談先に聞く。
3 そして相談上手になろう。
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これがあなたの生活の不安を軽減するのに役立つ3つのコツです。
今回はこの概略をお話ししますが、次回は具体的な方法をお話していきます。

一人で悩まない



一人で悩んでいると、
また、自分一人を悪者にしてしまうか、反対に他の人や会社に恨みを抱くということになりかねず、
こうなったらいいことは全くありません。
だからこそ、適切なところに相談することが重要です。(「適切なところに」の意味は後述します。)

よく、
自分がしっかりしていないから、こうなったんだと、
自分を責める感情が煮詰まってしまうことはよくあります。
しかし、生活の困難に陥っている自分自身を責めるスジアイは全くないからね。

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いいですか、
この生活困難は
社会問題です。
あなた自身の身の上に起こっていても、あなたの問題ではありません。

社会の問題が、自分自身の個人の上に噴き出ている現象だ。
社会の重荷が、あなたの上にのしかかっているんだ。
あなたは何も悪くない。

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よく、
公的な相談には、
「なぜもっとしっかりできなかったんですか」と言われるのが怖くて
行けないという声を聴きますが、

公的相談機関の職員にはそういう人は、まずいないから安心してください。
むしろ、大変な思いをしたあなたに共感し、ねぎらってくれると思います。

あなたは自分を責めるスジアイは全くなく、
あなたの暮らしを守ってもらう権利は当然ある。
これは日本国憲法の基本理念ですよね。

もう一度言いますよ。
コロナウイルスの影響であなたが生活に苦しむ状況に陥ったからと言って、
それはあなたが悪いのではない。
社会問題があなたという個人の上にのしかかっているんだ。
それを解決してもらう権利を、あなたも、わたしも、人権として持っているんだ。

また、一人で悩むと、不安と焦りが深層心理に蓄積し、
適切な判断の力が弱まります。
その結果、「思い込み」や「偏った判断」になりがちです。
特に、ネット上に氾濫している多くの情報には、ワナや、気づかれないセールスもあり、
悪い場合は「詐欺などの被害にあう」ということになりかねません。
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でも、必ず信頼できる情報源があります。

悩むくらいなら、信頼できる公的機関に相談する



次に、悩むくらいなら信頼できる相談機関に相談するということです。

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ネット上の、ワナや仕掛けの張られた情報には注意が必要とお話ししましたが、
一方で、ネット上にも、SNSの上にも、信頼できる、役に立つ情報が多くあります。
それは、公的機関や、公的機関からの評価を得た民間事業所の提供する情報です。

公的機関は
公的に認められた確実な内容を話してくれる(詐欺や売込みはない)
また、そこで援助が難しくても、力になってくれる他の公的機関や、
おすすめの民間機関を紹介してくれる。
公的機関は、「儲け」ではなく、しっかりした理念と倫理基準に基づいて対応してくれる。
たとえ匿名の相談であっても、あなたに対して責任があるから、いい加減なアドバイスはしない。

こういった安心があります。

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だから
相談先は、信頼のできる公的相談機関を選ぶべきであるというのが2つ目のポイントです。

もし、どこに相談したらいいかわからなくても
まずは、あなたのお住まいの市区町村の「総合相談窓口」に相談してください。
そこは、例えば大きな病院にある「総合診療科」とよく似たもので
あなたの悩みに、どの窓口に行ったらアドバイスできるかを専門的に考えてくれて、
さらに状況にマッチした窓口を案内してくれます。
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ジャンルごとの、相談先の探し方は、近日中に記事に書きます。

相談上手になろう



そして、相談に行ったら、
良いアドバイスをゲットできるように工夫しようというのが
3つ目のメッセージです。
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つまり、相談上手になって、いい情報を積極的に引き出すことです。

待ちの姿勢ではなく、
質問の達人になるのです。
聞きたいことを順序良く聞き出すってことですよね。
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一般に、相談を聴く側のカウンセリングやコンサルティングの専門家は
相談援助法をよく勉強するのですが、
利用側として相談する人はなかなか、整理して相談できず、
せっかくの時間と機械を無駄にしてしまうことが多いものです。

生きるってことは、愛だよ



この連載記事の最後に、あなたにぜひお伝えしたい言葉があります。
それは、

「生きるってことは、愛だよ」という言葉です。
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コロナウイルスの影響で、暮らし向きが大変で
心がクタクタになることが多いと思います。

でも
しっかり生きていきましょう。
それは、愛です。

私は、いつも必ず言い続けている言葉なんですが、
それだけ価値のある言葉だから、ここでもお伝えします。

私がホームヘルパーの時、
利用者であった90歳のご婦人が下さった言葉です。
「生きるってことは、愛だよ。
愛に格好も、体裁もないんだよ。
もし余命の少ない短い命でも、
また、100歳になっても生きなくっちゃいけない命でも
あなたの命
あなたしか生きられない。
誰も代わりに生きられないんだよ。
そんなに大切なあなたなんだよ。
だから
このいのち
生きて
生きて
生き抜こうね。
それが、
愛だよ。」

この言葉を
オカリナ演奏とともに動画にしました。
ぜひご視聴ください。
私が心を込めて、
大阪のオカリナ作家 坂東正裕さんの手作りの「颯オカリナ」
ピッチの違う3本のオカリナを吹いて一人で三重奏をした動画です。
https://youtu.be/CKLFiSBsMfA


この次の記事では
「相談する人」「相談先を利用する人」という視点に立って
上手に相談し、限られた時間で、効果的で適切な情報を聞き出すテクニックについて
お話しします。



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