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世界にたった一つしかないオカリナ [オカリナの話]

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オカリナは

土で作った笛です。

いわゆる、陶器の笛、焼き物の笛です。

(焼き芋の形をしていますが

焼き芋の笛じゃなくて、焼き物の笛です(笑))





オカリナは手作りの焼き物であり、

オカリナに適した粘土から

丁寧に手作りをして、

窯で焼くのです。

出来上ってきたオカリナは、

個性溢れています。


ひとつひとつ

音色も、響きも様々です。

低い音の得意な子もいれば

高い音の得意な子もいる。

ハスキーな子もいれば、

ヒバリのようにさえずる子もいる。


きれいにドレミの音階が出る子もいれば

すこし音程に癖のある子もいます。



人間と同じく、

そのオカリナは二つとありません。




そんなオカリナの魅力に魅かれて

本当に何年もたちました。


私の場合、

アンサンブル用に正確に調律されたオカリナよりも

少し音程が不正確で癖があっても、

私の手になじむオカリナが好きです。



人もオカリナも

世界でたった一人。

良い点もあれば、欠点もいっぱいある。

欠点がいっぱいあるから

親しみやすい。

そう思います。




私たち人間も

欠点がいっぱいあるから

安心できるんですよね。



欠点のない、聖人のような人の前では

私なんか緊張してしまって、声も出ないです。




そんな人間臭いオカリナ、

楽器店で買う時も、

友達を見つけるような気持で

何本も出してもらっては何時間もかけて吹いて、

気が合いそうなオカリナを見つて友達になります。



ある店では

数時間ねばったこともありました。

店員さんも親切で、本当に気が長くて感心でした。


吹かせてくれない楽器店は私としてはNGですね。



こうして

これだと思って

見つけ出して出会ったオカリナは

世界でたった一つのオカリナになって


これからずっと一緒に生きていくことになるのです。



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